一見するとギター。
だが、6本の弦の打ち、低い方の2本にベース弦を張っている。
弦を張る糸巻きは2種類。
弦の音を拾うピックアップ・マイクもギター用とベース用の2種類。
古い楽器から取り外して再利用している。
それぞれをギター用・ベース用のアンプに繋いで演奏する。
ギターとベースが融合した自作改造楽器を「ギタンバ」と命名した。
「発想の元になっているのは、岐阜県の百姓バンド「かむあそうトライブス」のやじぃ君が使っている”ベサンギ”が元になってます。」
ギタンバヨッシーはそう語る。
「”ベサンギ”は岐阜のギター会社ヤイリが開発していて、ギタンバと同じくギターの低音部にベース弦を張ってます。
僕が見た頃はベサンギは五弦でした」
ベサンギにリスペクトを送りつつ、ギタンバの魅力についてこう語る。
「ギタンバとベサンギの大きな違いはギタンバがベースアンプとギターアンプの二つに出力が分かれているところ。
これにより、ギターの部分にエフェクトをかけても、ベースにはかからないので、きっちり分かれて聴こえます」
ぜひその音の魅力を参加作品やイベントで体感してほしい。